その方は初めてお会いした時から、まるで周りを温かさで照らす太陽のような方でした。
そして、いつもおひさまをたっぷり浴びた大地の香りがしました。
働き者で面倒見が良く、寂しそうにされている方には笑顔でご自分から話しかけられ、手を握り静かに寄り添われました。
ご一緒させていただいたのは、ほんの数カ月の事でしたが、私達の心の底には深く深くそのお姿が刻まれています。
最後にいらした時には、起きていることは勿論、横になっていることさえもしんどい状態だったと思います。
それでも周りの方を気遣われ、「面倒掛けちゃってごめんね。」と、笑顔を見せて下さいました。
まだまだ、ご一緒させていただきたかった。
もっともっと、俳句を教えていただきたかった。

この世に生を授かった以上私も誰か必要として下さる方の為に、最後の最後まで一生懸命生きていこう。と、強く感じました。　

どうか天国のご主人様と、これからはゆっくりお過ごし下さいね。
今まで本当に、ありがとうございました。